【練習不要】一回も転ばずに自転車に乗れる裏技【補助輪なし】

今回は初めてでも簡単&安全に自転車に乗れる裏技をシェアします。
Jump to heading どのように教えますか
小さいお子さんを持つお父さまお母さま。お子さんに自転車を教える時どうしてますか?
まずは広い安全な場所に行きます。ヘルメットを着用させます。ここまではいいですよね。あとは言葉で説明するでしょうか。
「左に倒れそうになったら左にハンドルを傾けて〜右に倒れそうになったら〜」
私はそう教わりました。そして転んで膝を擦りむいて泣いたのを覚えています。広場の花壇につっこみ口に葉っぱが入りました。トゲが刺さりました。転ぶと怖いんですよね。
一旦トラウマを植え付けたら教えるのはさらに厄介になります。
自転車を安定して漕ぐには、ある程度のスピードが必要です。でも、ビビってしまうとスピードが出せず、バランスが取りづらくなってしまいます。
そしてまた転ぶ。もっと怖くなる。この負のスパイラルに陥ってしまいます。
運動音痴で臆病な私は、いくら練習してもうまくなりませんでした。多分自信を持って乗れるようになるまで1日・2日かかったかと思います。
一方私の年の離れた弟は、初めて乗った自転車(補助輪なし)を一発で乗ることができたのです。
一回も転ばずにです。
当時2才か3才かだったと思います。
教えたのは同じ父です。いや、一発で乗れたものですから、教えてはいないかもしれません。とりあえず自転車に跨がせたら一人で漕ぎ始めました。その場にいた家族全員びっくりしました。
「え?なんで?」
弟本人はニコニコしながらどっか行ってしまいました。
あとでニコニコしながら戻ってきましたので、家族は弟に問いただしました。
「なんで乗れるのー?天才なの?」言葉で聞いても意味がありません。乗れるもんは乗れるのです。
「わかんないけど のれたー」
と言ってました。
その夜、家族の話題はそのことで持ちきりでした。
そして、普段の弟の行動を見て気づいたのです。あ、これだっと。
Jump to heading 一回も転ばずに自転車に乗れた理由
補助輪なし自転車を乗る際、一番重要なのはいうまでもなくバランス感覚です。
弟は初めて自転車に乗った時から、そのバランス感覚が既に身についていたのです。
なにで身につけたかというと、ズバリこれです。
キックボード
弟の行動を振り返ると、いつもキックボードに乗っていたことを思い出しました。キックボードとはこれです↓
近所の同年代の子供が乗っているのを見て弟が欲しがり、家族が買ってあげたものでした。キックボードは子供同士のコミュニティの中で自然に覚えたものでした。(きっと近所のお友達も自転車にすぐに乗れたはずです)
キックボードの構造は、よく考えると自転車と類似点が多いですよね。2輪である点、ハンドルで操作する点など。。
違うのは、推進力の確保の仕方・乗車中の姿勢くらいなもので、コントロールの仕方、バランス感覚の使い方は、同じはずです。
キックボードは自分の足で地面を蹴らなければいけず、疲れるというデメリットがある一方自転車にはない圧倒的なメリットがあります。
それは、乗車中の心理的な恐怖感が圧倒的に少ない点です。
立っている時と姿勢が同じため、いざバランスを崩しても大胆に転ぶ可能性は自転車に比べ低いです。そもそもスピードが出ないので、転んでもそんなにダメージになりません。また軽いので、自転車と違ってスピードがでなくてもバランスコントロールするのが容易です。
Jump to heading 自転車を覚えさせるのにオススメの方法
私がお父さまお母さまみなさまオススメしたいのは、
「はいはい」→「立ち上がる」→「歩く」→
の次のステップとして、「自転車」の前に「キックボード」というステップをもってくることです。
「歩く」までは健康的なお子様であれば本能的に習得できることですが、それ以降の動作は基本、教育によって身につくものです。
「歩く」という本能的な動作と「自転車に乗る」という動作にはギャップがありすぎると思っています。
その中間の動作として、ちょうどいいのがキックボード。
キックボードに乗る姿勢は直立ですので、歩く時の姿勢の延長線にあります。
キックボードを前に進めるのも、自分の足で、地面を直接後ろに蹴るので、自転車よりははるかに歩行状態に近いでしょう。
キックボードに初めて乗らすときは、ただ乗っているところを大人が見せてやればいいだけと思います。
先ほど申し上げた通り、心理的な障壁が少ないため、言葉で教えなくても、本人が色々と試行錯誤して乗れるようになるはずです。
失敗した時のリスクが少なければ何事も挑戦しやすいですよね。
これは自転車に限らず、なんでも言えることだと思います。
今私自身も、いきなり「企業しろ」と言われるとリスクが大きすぎて多分無理ですが、「ブログをかけ」だったら転んでもそんなに痛くないし、色々試行錯誤しながらやっていけます。すみません。。脱線しました。
とにかく、何かを覚えさせたい時にいきなり難しい要求をするのではなく、その中間のものはないか、考えるヒントになれば幸いです。
(自転車の乗り方をシェアするつもりが、おおきなテーマに。。)
キックボード・自転車にのせるときは、必ず安全な場所で、常にお子様から目を離さないでくださいね。また、車には気をつける・走っちゃいけない場所を走らないといった教育は、必ずお願いします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。