※本記事は現時点未完成です。内容にはご注意ください。

はじめに

「ビットコインの価格が上昇しているのはなぜ?」
「ビットコインってよく聞くけど、なんなのかよくわからない」
「仮想通貨ってなんか怪しそう」
「ビットコインと仮想通貨の違いって何?」
「どうやって買うの?」
「仮想通貨ってどんな仕組みなの?」
「ビットコインを買ってみたけど、いまだになんなのかよくわからない」
こんな疑問・意見をお持ちの方々に向けて、あらゆる側面から、
ビットコイン・仮想通貨をできるだけわかりやすく、詳しくまとめました。
是非参考になさってください。

著者について

プログラミングをこよなく愛するエンジニア。
ビットコイン・仮想通貨の革新性・魅力に気づき
2017年8月1日に初めてビットコインを購入。
以後いろいろな側面からビットコイン・仮想通貨を調査・研究・利用し
将来性を確信。仮想通貨の普及に少しでもお役に立てればとブログを立ち上げ。
暗号通貨やプログラミングに関する情報を中心に役立つ情報を発信している。

ビットコインとは

ビットコイン(Bitcoin)とは、語弊を恐れずいうと、インターネット上のお金です。
ビットコインを使うと、ものと交換できたり他の価値と交換することができます。
Bit + coin で "Bit"がデジタルっぽい感じなのでなんとなくイメージ通りですよね。
「仮想通貨」なんて言ったりする人もいます。
しかしここで注意してほしいのは、「ビットコイン=仮想通貨」ではない(ビットコインは仮想通貨の別名ではない)ということです。
ビットコインは"仮想通貨の一種"で、それは例えばドーナツが"おやつの一種"でありドーナツがおやつの別名ではないのと一緒です。(この辺は言葉のあやなので深掘りしません)
"おやつ"にはドーナツ以外にもケーキやお団子などがあります。
同様に、"仮想通貨"にもビットコイン以外のものがあるということになります。

仮想通貨とはなんなのか

「仮想通貨」という言葉の定義自体ははっきりとしたものはありませんが
"現実の通貨"と対比して使われることが多いようです。
"現実の通貨"とは円やドル、ユーロなどといった国(中央銀行)が発行・管理している通貨です。
目に見える紙幣であったり硬貨だったりします。SuicaやPayPayといったキャッシュレスなもの
(アプリ上目に見える数字)も現金(キャッシュ)と等価交換できるので現実の通貨の一種です。
銀行口座の残高も、物理的な紙幣(紙),硬貨(金属)と同じ現実の通貨です。
結局は何かに対して価値があり、それを国が保証していれば現実の通貨といえるのです。
紙幣や硬貨だって財布の中に入っていれば目に見えないし、開けなければ触れられないためお金は実は本質的には、頭の中に作り出した幻想にすぎないのです。
このことについては、後ほど「そもそも通貨ってなんなんだろう」で深掘りします。

仮想通貨にはどのようなものがあるか

では「現実の通貨」というものがわかったところで「仮想通貨」にはどのようなものがあるでしょうか。
例えば下記のものが挙げられます。

  • ポイントカードなどのポイント(Tポイントなど)
    • 中には1ポイント1円の価値であるものもありますが、「ポイント」は企業が発行・管理しているにすぎず、限られた範囲でしか利用できません。
  • ゲーム内で使われるお金(ドラクエの「G(ゴールド)」, ゼルダの「ルピー」, ポケモンの「円」などなど)
    • ポケモンでは「円」という単位が使われていますが、国が管理している「円」と等価交換できないので現実の通貨ではありません。ポケモンの円をあげてもスーパーでジュースは買えません)
  • ビットコインなど"ある新しい仕組み"で存在する通貨
     * こちらが皆様が今一番知りたい通貨ですね。「現実の通貨」ではない通貨、それが「仮想通貨」なわけですが、最近は「仮想通貨」と言ったらこの"ある新しい仕組み"で存在する通貨を示すことが多いようです。ビットコイン"など"と言いましたが、ビットコイン以外にも、この"ある新しい仕組み"で存在する仮想通貨があることはご存知かもしれません。
     * "ある新しい仕組み"については後ほどの解説します。

本記事では以下「仮想通貨」と言ったら全て上記箇条書きの一番下のものを指す言葉とします。

ビットコイン以外の仮想通貨

ご存知の方も多いと思いますが、ビットコイン以外にも仮想通貨は存在します。代表的なもので言うと、イーサリアムプラットフォームの通貨イーサ, Ripple社の通貨XRP, Bitcoinの派生Bitcoinキャッシュなどなどなどなどです。ビットコイン以外の仮想通貨を総称して"アルトコイン(Altcoin)と呼びます。
AltとはキーボードのAltキーと同じ意味で(Alternative;代替)と言う意味です。ビットコインに代替するコインと言うことです。
そんなアルトコインは、なんと数千・数万種類以上あります。値がついていて取引が行われているものだけでも数千あります。例えば、取引されている仮想通貨のリストは下記で見ることができます。
https://coinmarketcap.com/ja/
時価総額(流通量 × 1枚あたりの価格 = 通貨の市場規模)ごとにランキングされています。
2020年12月時点1位はビットコイン、2位がイーサです。

何故そんなにあるのでしょうか。それは"ビットコインの仕組み"が全て公開されており、誰でも簡単に作れるからです。後ほどビットコインの歴史にて詳しく説明しますが、まずどのアルトコインよりも先にビットコインが誕生しました。そしてその作りがオープンになっていたため、真似して作る人が多く現れました。そして現在もなお、日々アルトコインがたくさん誕生しています。
ではビットコインでいいじゃん。なぜアルトコインなんか作る必要があるのかと思う方もいるかもしれません。
実は後ほど詳しく説明しますが、ビットコインは完璧なものではなく、現在もなお多くの課題(問題)を抱えています。またビットコインでは足りない機能を補ったり、そもそもコインの利用目的・理念が異なっていたりするため考え方の数だけコインが誕生しています。

先ほど"誰でも簡単に作れる"と言いました。
本当に簡単?私でも?と思ったでしょうか。
プログラミングを勉強し、ビットコインをはじめとする仮想通貨の技術を深く勉強すれば、個人でも作ることができます。ビットコインと全く同じコピーを作るだけだったら、ものの数分・数時間で作ることもできるのです。だったらビットコインをたくさん作って大金持ちになってやろう!と思ったでしょうか。
しかしどんなに完璧にコピーを作ったところで、元のビットコインとは別ものとなります。ビットコインが流通する世界であなたが作ったビットコインコピーを混ぜることはできないのです。本記事を読み終わった頃には、その理由がわかるかと思います。

【コラム】仮想通貨という言葉について

こちらはさほど重要ではないので難しければ読み飛ばしてください。

仮想通貨に相当する言葉として、英語だと「Cryptocurrency」が一般的です。
Crypto + currency で それぞれ Crypto=暗号、currency=通貨(Moneyより堅い言い方)
という意味なので、概念が日本語に訳されるとき「暗号通貨」が適切だったかと思いますが、
「仮想通貨」で浸透しているため、今後も本記事では「仮想通貨」と表現します。
他にも、下記表現が存在します。

  • Virtual currency (Virtual: バーチャル;仮想)
  • Digital currency (デジタル通貨)
  • Crypto asset (暗号資産)
    など

特に最後のCrypto asset(暗号資産)は、後述しますが現在のビットコインの状態をよく表しています。ビットコインが何に属するのか表現するときに、この言葉が一番フィットするのであえてこの言葉を使う人もいるようです。

また、技術的な側面から言うとビットコインは "電子キャッシュシステムの一種" です。こちらも改めて解説します。

【コラム】そもそも通貨(お金)ってなんなんだろう

そもそも私自身もそうだったのですが、お金について考えれば考えるほど、お金に対する理解・考え方が根底から変わります。
資本主義の今、多くの人がたくさんお金があった方がいいと考えます。特に私を含むごく平均的な一般の日本人は日本円が欲しいと考えます。宝くじが当たったら嬉しいですよね。
それは日本円を欲しいと思う人が、みんな日本円の価値を信じているからです。

洋服をメルカリで売るとき、洋服をあげる代わりに、路傍の石ころをくれるという条件だったら、誰も売りません。それは路傍の石ころと洋服の価値を天秤にかけたとき、洋服の価値の方が高く自分が損するということがわかっているからです。
洋服とゴルフ用品の交換だったらどうでしょうか。もしかして人によってはこの取引を承諾するかもしれません。これが原始的な物々交換です。大昔は物々交換が主流だったのは皆さんもご存知かと思います。しかしいつも自分が欲しいものと相手が欲しいものが一致するとは限りません。
お米10kgとの交換だったらいかがでしょうか。ゴルフ用品よりは欲しい人が多いかもしれません。しかしこれもまだまだ物々交換です。これでは不便ですよね。

そこで人類は貨幣というのを発明しました。ものと交換できる券です。
これを使えばその券の数に応じて、同じ価値のものと交換できます。
ジュースだったらこの券120枚。お米10kgだったら4000枚といったような具合です。
モノ(場合によってはコト)がこの券何枚の価値に相当するのかは需要と供給のバランスによって自然と決まることは、学校の社会の勉強でやったかと思います。

お米を売る人は、手に入れた4000枚を使えば、また他のものと交換できるということを信じているため取引に承諾します。(交換できなくなってしまう場合は一瞬でこの券は紙切れとなり価値がなくなります)
なので、モノゴトを交換する世界に住む私たちにとって、全員この券の価値を信じている必要があります。多くの場合は、この券の価値を国が保証している場合が多いようです。
自分達が属する国が正式に「この券には価値がある」と保証し発行・管理しているのです。
また経済状況に応じ、国が自由に発行量をコントロールしているので、そのコントロールがうまくいかなくなったとき、インフレやデフレが発生し、券の価値が安定しない場合もあります。
日本では割と安定しておりますが、時代や国によっては全く安定しないこともあります。
また、現在は日本円が安定しているがゆえ、日本人には日本円に対して絶対的な信用を置いている人がとても多いです。賢明なお金持ちは、自国通貨のインフレリスクに備え、株や債権、金(ゴールド)といった他の価値も保有し、資産を分散させています。

そもそも"貨幣"をより抽象的に定義すると下記要件を満たすものと言うことができます。

  1. 価値の尺度となる
    先ほど述べたように、お米は4000, ジュースは120, コンサートが5000と言ったように物事に対して客観的な価値の尺度を与えることができる
  2. 交換・流通可能
    簡単に渡すことや他の物事と交換することができる。現金は相手に直接手で渡すことでそれが行える。
  3. 価値の貯蔵
    価値を貯蔵しておき、将来利用することができる。現金はこれが行えるが、例えばリンゴは腐敗してしまうため貨幣にはできない。

ビットコインはこれを満たすでしょうか。もちろん全てを満たします。また多くの人がビットコインの価値に対して信用すれば、貨幣の一種とみなしても問題ないですよね。

ビットコインの特徴

ビットコインは次の特徴があると言われています。

  1. 中央管理者がいない
  2. 全取引履歴が公開されている
  3. かいざんが困難
  4. 送金手数料が安い※

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.中央管理者がいない

日本円だったら中央銀行(日本国), Suicaに入っている円だったらJR, Tポイントだったらツタヤ?
と言ったように、いままでの通貨にはそれを発行・管理する組織・団体がいます。
お子さんからの(orご両親への)肩叩き券はお子さんが(あなたが)発行・管理・価値を保証している券です。
極端なことを言うと、その管理団体が発行する通貨について「明日から価値0になりまーす」と言えば一瞬にして紙切れとなってしまうのです。
また自由に流通量を増やしたり減らしたりできます。
また通貨を管理する側は必ずコストがかかるので、それを利用する際手数料が取られる場合があります。銀行にお金を預ける場合は、振り込み手数料がかかる場合があります。
"手数料"と言いますが、銀行員の方が手を動かす労力に対する料金と言うよりは、銀行を運営するに当たってのコスト(セキュリティ維持コスト、電気代、従業員の給料など)が大きいです。
なので中央管理者がいる限り、利用者があらがうことのできない力が存在しています。仮想通貨を除く特定の通貨を利用する場合、我々は中央管理者のコントロール下にいるのです。

一方ビットコインには中央管理者がいないという話を聞いたことがあるかと思います。
作った人が管理者じゃないの?と思った方もおられると思いますが、
実はビットコインに関わる全員に分散して管理させるような仕組みがビットコインの中に組み込まれているのです。「ん?コインの中に仕組み?混乱してきたぞ」と思われた方もいると思います。
「ビットコイン」とは実はただの実体ではなく「仕組み」のことなのです。
仕組みの中のコインという文脈で「ビットコイン」と指すこともあり、多くの人がその理解だと思いますが、本質はビットコインはイコール「仕組み」(プログラム)なのです。
「コインを分散管理」というと、コイン(何らかのデータが)バラバラに分散して存在しているイメージをもたれるかと思いますが、実際には「ビットコイン」での決済を可能にするシステム(=仕組み=プログラム)が分散されており、ビットコインを送金するとか着金するという言い回しは、現実の通貨の比喩表現でしかないのです。ついていけない人も、詳しくはまた後ほど解説しますのでご安心ください。

作成者は匿名でこれを作り、世にばらまいた後は姿を消してしまったのです。
作成者はインターネット上でSatoshi Nakamotoと名乗り英語の論文を掲載し、そこでビットコインの概念と発表しプロトタイプを作成した後、姿を消しました。
日本人のような名前ですが、彼が本当に日本人なのか、また一人なのか複数人なのかもわかっていません。初期のコミュニティの匿名の発言から、イギリス人なのではないかとの推測がされていますが、定かではありません。

2.全取引履歴が公開されている

以下ではコインのことと、仕組みのことで混乱を招くので、コインのことを、ビットコインの通貨単位BTCと表現します。
「AさんからBさんに1BTC送金した」
これはインターネット上でオープンになっています。
すみません、嘘をつきました。厳密には
Aさんが持つビットコインアドレスからBさんが持つビットコインアドレスに1BTC送金した場合、「どのアドレスからどのアドレスに1BTC送金したか」がオープンになっているのです。
Aさんがどのアドレスを持つのか、Bさんがどのアドレスを持つのかは紐づけることはできませんので、
そこのプライバシーは守られています。
これは何も特定のアドレス同士の取引履歴ではありません。
今この瞬間にも行われている全取引が、オープンになっています。

https://chainflyer.bitflyer.jp/

1で説明したプログラム・仕組みのなかでこの取引履歴を持っていて、常に参照可能な状態となっています。

3.かいざんが困難

取引はかいざんする(書き換える)ことができない仕組みもビットコイン上には組み込まれています。
それは取引履歴がオープンになっており、分散して共有されているからこそなし得る技なのです。
これはあとで詳しく解説しますが、「ブロックチェーン」という仕組みによって実現されています。
「困難」と表現したのは「100%無理」というわけではないと言うことです。
ビットコインの課題のひとつですが、ある条件により改善されるリスクはあります。
(限りなく低いですが)
それもあとで詳しく解説します。

4.送金手数料が安い※

先ほども述べましたが、中央管理者がいないため手数料を取られることはありません。
極端な話、無料でBTCを送ることもできます。しかしビットコインの仕組み上、着金までの時間を短くしたい場合は、任意の手数料を払う必要があります。

※ただし、現実的な時間で送金するためには、現在手数料は高くなってしまいます。
それはビットコインの課題の一つでもあるのですが、近年利用者が増加しビットコインネットワークが逼迫しているために起こる現象なのですが、それもあとで解説します。

ビットコインを支える技術ブロックチェーン

ビットコインについて調べる時、よく「ブロックチェーン」と言う言葉もセットで出てきます。ブロックチェーン は、ビットコインの中核技術で、ブロックチェーンの理解=ビットコインの理解といっても過言ではありません。ビットコインを語る上では外せない技術なのでしっかりと理解しておきましょう。

先ほど取引がオープンになっていると言いました。
例えば、AさんがBさんに1BTC送金したとしましょう。
するといったい何が起きるのでしょうか。
AさんがBさんに1BTCに送るというボタンを押した瞬間すぐに取引が確約するわけではありません。いったん保留状態となるのです。そして送金リクエストをしたという情報が、Aさんが持つビットコインシステムから、他のビットコインシステム(Bさんとは限りません)に伝わります。そして、そこからさらに、他へと伝わり、ビットコインシステムがインストールされているコンピュータからコンピュータへ、次から次へと伝わっていきます。これは瞬時に行われます。全コンピュータにその情報が浸透するかは分かりませんがある程度ほとんどのコンピュータへ情報が伝わっていきます。(このコンピュータのことをノードと言ったりします)もちろんXさんからYさんに、同じタイミングで送金していることもあり、これも同時に伝播していきます。そして各システムではこのようなことが行われています。

  1. いったんリクエストのプールに取引情報を入れる(膨大です)
  2. 取引帳票に書き込む取引情報をプールから選択し、書き込む
  3. ある程度帳票が大きくなったらそこで帳票の受付を終了する。

価格

政治的側面